高橋大輔
高橋大輔

 フィギュアスケートのアイスダンスで活躍する高橋大輔(34)が、思わぬ「もらい事故」の被害を受けている。

 18日、女性蔑視発言で辞任することになった東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の後継として、橋本聖子五輪相(56)に就任した。森会長の発言は海外メディアでも報じられ、大きな批判を浴びただけに、次なる候補者はより“クリーン&信頼に足る”人物であることが求められるはずだが……。

 実は“ポスト森”有力となった橋本氏のすねにもキズがある。14年8月20日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が掲載した、高橋に対する“キス強要”報道だ。

「当時の橋本氏は日本スケート連盟会長というスケート界トップの立場におり、同年2月に開催されたソチ冬季五輪でも日本選手団団長を務めていました。記事の内容は、閉会後の飲酒を伴うパーティーの席で橋本氏が嫌がる高橋に抱きついたり、執拗にキスをしたというもの。橋本氏と高橋が、尖らせた唇をガッツリ重ね合う衝撃的なキス写真なども流出し、“セクハラ&パワハラではないか”と世間的にも大きな物議を醸しました。高橋は当時マネジメント会社を通じてセクハラを否定するコメントを出しましたが、もし何か思うところがあったとしても、立場的に異議を申し立てるのは難しかったはずです」(女性誌記者)

 橋本氏だけでなく、高橋にとっては正真正銘の“黒歴史”であるはずの過去。しかし今回、森会長の後継者を巡るゴタゴタによって、再び脚光を浴びるハメになってしまった。

「橋本氏のかつてのセクハラ騒動は、すでに幾つかの海外メディアで報じられています。12日には中国のニュースサイト『新浪体育』が、橋本氏について≪過去にイケメンフィギュアスケート選手にキスを強要し、辞任寸前だった≫とキス写真付きで報道していますし、IOC(国際オリンピック委員会)も愛読しているとされる五輪専門のニュースサイト『インサイド・ザ・ゲームズ』も、17日付の記事で橋本氏がポスト森の有力候補となったことを伝えるとともに、≪パーティでフィギュアスケート選手の高橋にキスをしたり、抱き締めているところを目撃された≫≪自分自身の論争に巻き込まれた≫などと報じています。

 こうした案件に対しては、日本より海外のほうが何倍もシビア。森会長の発言~辞任という経緯もあって“女性蔑視発言はダメで、男性に対するセクハラはオーケーなの?”とダブルスタンダードを指摘される可能性もありましたが、高橋側がセクハラをきっぱり否定したことが唯一の救いとなったのでしょう」(前出の記者)

 かつて華麗なトリプルアクセルやキレのあるステップで多くのスケートファンを魅了し、「氷上の貴公子」とも呼ばれた高橋。現在もアイスダンスの競技者として現役を続けており、海外にも多くのファンがいる。

 今回再燃した“セクハラ報道&キス写真の世界拡散”は、高橋にとってはとんだとばっちりといえそうだ。

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