中国でとんでもない大ヒット作が生まれた。
2月12日に中国で公開された映画『唐人街探案3(邦題未定)』の初日の興行収入が10億5000万元(約172億円)にのぼり、米映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』が記録していた中国本土の初日の興行収入最高額7億3000万元の記録を大幅に更新。さらに2月17日にはSNS『微博』の公式アカウントが、興行収入34億元(約540億円)を突破したことを報告。ケタ違いの大ヒットとなっている。
同作は、実は日本と大いに関わりがある作品だ。
「15年、19年に公開された推理コメディー映画『僕はチャイナタウンの名探偵(邦題)』シリーズの完結編です。『2』に出演していた妻夫木聡(40)が続投したほか、『3』は東京が舞台となっていて、長澤まさみ(33)、染谷将太(28)、浅野忠信(47)、三浦友和(69)など、豪華な日本人キャストが出演しています。本来なら昨年1月25日に日本公開の予定でしたが、コロナ禍の影響で日本での公開が決まっていないのが残念ですね」(映画ライター)
ちなみに、挿入歌を担当しているのはやはり日本の三代目Jsoul Brothers fromEXILETRIBEの『Welcome To TOKYO』である。こちらも、中国主要音楽配信サービス『NetEase Cloud Music』では、2月16日付のJ-POPウィークリーランキングで首位を獲得。急上昇ランキングでも2位を記録する好調ぶりだ。
この作品にはもう一人、大物日本人女優が参加している。最近、何かと話題の鈴木保奈美(54)だ。