■大人気だが意外な欠点も…

 千鳥の人気は、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。昨年12月の『10代女子が好きなお笑いタレント』(TBSラジオ調べ)では2位。昨年7月の『日経エンタテインメント!』(日経BP社) の『タレントパワーランキング2020』では12位にランクインしている。

「瞬発的なワードセンスが面白くて、特にロケ番組でのおもしろさは飛び抜けていますよね。19年に『テレビ千鳥』(テレビ朝日系)で高級レストランに行った際にも、少しだけ注いだ薄い赤ワインを“殴られた後のツバ”としたり、野菜の葉でくるんだ料理を“雨の次の日に落ちとるヤツ”と表現したり。ちょこんと乗ったソースに対して“お婆が個人的に作った薬”と連発。こんなコメント、常人には出せませんよ(笑)」(制作会社関係者)

 実際、大阪のテレビをメインに活動していたころは「ロケといえば千鳥」と評されていた。関東に進出後も大成功を収め、一見すると順風満帆に見えるが、実情は違うという。

「たしかに、千鳥は人気です。フジテレビ運営の『FOD』の今年2月8日~14日週間ランキングでは、『千鳥のクセがスゴいネタGP』が5位を記録しています。しかし、実は千鳥は人気に反して、視聴率が取れないんですよ……」(前同)

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