■番組的にはおいしくてもフジモンにとっては“切実”

 SNSでは「高地くんそれいろいろダメよ笑」「髙地くん…!!言っちゃダメ笑」といった反応が寄せられていた。

「番組としては大爆笑が起き、高地さんの咄嗟の“木下優樹菜イジリ”はおいしい場面だったでしょうし、ファンもSNSで楽しくツッコんでいました。ただ、藤本さんにとって木下さんの話題は気軽にされて嬉しいものでは決してないですし、危うい発言と言えるかもしれませんね」(放送作家)

 藤本に対する“木下優樹菜イジリ”はこれまでもテレビ番組で行われてきた。

 2月12日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)では、藤本にタピオカが提供されるシーンがあったのだが、タピオカといえば、2019年10月、木下が、実姉が働いていたタピオカ店のオーナー女性にSNSを通じて“ウチら怒らせたらどうなるか教えてやろうか?”などと恫喝まがいのメッセージを送ったとされ、騒動に発展した問題の大元となったもの。

「番組で藤本は、用意されたタピオカドリンクを目の前にして、“いやでもねえ、もう正直もう大変だったのよ”とうなだれて、スタジオで笑いが起きると、“わからんやろ!”“上辺だけすくってイジってきてるだけやないか!”“さらっとすくってイジってきやがって”と必死に訴え、最後に“大変なんやから、もう死んだろかと思ったくらいやったからね!”と話しました。

 このときの藤本は半泣き状態で、バラエティ番組とはいえ、かなり本気で話しているように見えましたね。藤本の心からの叫びに、ダウンタウン松本人志(57)は“本当にすみません”と頭を下げていました。もちろん、ネタ的な要素はあったとはいえ、本当に“悪いな”という気持ちはあったのかもしれませんね」(前出のお笑いライター)

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