■“殿堂入り”水卜アナでも「無理」

 日テレは、10年連続年間個人視聴率3冠を獲得しているとあって、他局に比べてより視聴率の基準は厳しいようだ。昨年12月8日付の『デイリー新潮』によると、日テレは世帯視聴率は許す傾向があるものの、個人視聴率の下限はシビアで、5%に設定していると報じている。

「もしかしたら他局なら許されるのかもしれませんが、2月23日の『ボンビーガール』の数字は、日テレなら一発アウトのレベルで、もう一回同じ数字が出たら、秋の改編を待たずに、6月末で終わってしまうかもしれません。もはや、番組に“勝利の女神”・水卜アナがいても、お手上げ状態と言えるかもしれません」(前出の制作会社関係者)

「好きなアナウンサーランキング」で5連覇を果たし、殿堂入りしている大人気の水卜アナは、2017年10月から朝の情報番組『スッキリ』のサブMCに就任。これ以降、同番組の世帯視聴率は上昇したという。

「一時期『スッキリ』は、世帯視聴率で首位をキープし続けているテレビ朝日系の『羽鳥慎一モーニングショー』だけでなく、フジテレビ系の『とくダネ!』にも押され気味だったのですが、水卜アナの加入で流れが変わったんです。逆に、水卜アナ加入後の『スッキリ』に負け続けた『とくダネ!』は今春、終了することになりました。水卜アナは『24時間テレビ』など、特番などでも引っ張りだこです。

 圧倒的な人気と実力を誇る水卜アナが全面に出る形で始まった新企画でも、『ボンビーガール』はアウトな数字を出してしまった。日テレ内でも“もはや再浮上は無理”という声が上がっていますが、よほどなことが起きない限り、番組の復活は厳しいのではないでしょうか。

 3月2日にも『ボンビーLOVE』の続きを放送するということですが、ここで23日と同じような数字が出たら本当にお終いです。番組サイドはSNSなど使って必死にPRをするのでしょうが、はたして……」(前同)

 新企画で巻き返しとなるのか。番組の去就から目が離せない。

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