■悩み相談より自分語りを優先?

 まず、全体的に竹内は自分語りが多すぎた。たしかに「まず軽い世間話をしてから本題に入る」というのはセオリーだが、今回の場合トーク時間が最短1分、最長3分という短さだったため、竹内はペース配分を誤ってしまった。

「最初の相談相手である夫婦(制限時間1分)は、妻が『仮面ライダー』が好き、と事前に明かされていました。竹内は14年に『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日系)でブレイクしたことから“僕仮面ライダーでした。割と最近です。当ててほしい!”と切り出したんです。結果、本題に入るまでに30秒も費やしてしまいました。本来の趣旨であるお悩み相談よりも、自分を当てるクイズを優先してしまったのはいただけないですね」(前出の女性誌記者)

 2組目は、18歳の高校生女子2人(制限時間2分)で1人は竹内の大ファンで語りがファンサービスに。3組目の女性2人組(制限時間1分)ではすぐに正体をカミングアウト。ラストの幼なじみ男女(制限時間3分)は、自分がやってきたサッカーがトークの本題に関わることだったので持ち直してはいたが、序盤でつまづいてしまう形となった。

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