草なぎ剛NHK大河『青天を衝け』圧巻演技と高倉健への「手紙の恩」の画像
草なぎ剛

 吉沢亮(27)主演のNHK大河ドラマ青天を衝け』の第2回「栄一、踊る」が2月21日に放送され、平均世帯視聴率が16.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、前週第1回の20.0%から3.1ポイントのダウンとなった。

 今回の放送は、前回に続いて主人公・渋沢栄一の少年時代が描かれた。子ども時代に関心が薄く青年時代の吉沢の登場まで視聴を待つことにした人や、子役の甲高い声がうるさくて見ていられないなどと苦言を呈す人がいたことが、視聴率の急降下の理由だと思われる。

 そんな中、視聴者から多くの称賛の声が寄せられたのが、栄一の子役・小林優仁(9)から吉沢へ、徳川慶喜の子役・笠松基生(11)から草なぎ剛(46)へと、それぞれが少年時代から青年時代へ切り替わるシーンだった。

 栄一は獅子舞を踊るシーンで、楽しそうに踊る子どもの小林から、踊りで村人たちを盛り上げる青年の吉沢に交代した。一方、慶喜は舞台の上で能を舞っており、舞い終えて能面を外すと、そこにはまっすぐ前を見つめる草なぎが。笑顔と無表情という2人の対比を、踊りによって描いた演出が好評だった。

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