■「観音様眠り」に「妖怪・アッキーナ」

 最初のチェックポイントを過ぎた後、バスに乗った太川チームは、徒歩で移動する村井たち鉄道チームとすれ違うと予想した。

「太川は、鉄道チームにダメージを与えるため、なんと声をかけるかバスの車内で画策します。そこで蛭子が提案した言葉は、“しね〜”。テレビカメラが回っている中で、こんな暴言、蛭子以外は思いつきませんよね。車内での珍妙な行動はこの後も続きます。

 蛭子はバスのポールをつかみながら、器用に居眠り。ツッコまれていたように、まさに観音様のようでした(笑)。さらに、マドンナ役の南明奈(31)の似顔絵を描かせたら、相変わらずの独特のゆるいタッチで、手がなぜか4本。指は20本あり、ひげのようなものも顎についていて、あまりにも奇っ怪なイラストだったという場面もありました」(前出のテレビ誌ライター)

 2日目になっても蛭子は衰え知らず。2つ目のチェックポイント、青森県八戸市の市場・八食センターでは、

「蛭子はマグロ丼を食べたのですがあまり箸が進みません。その理由はマズいからというわけではなく、“魚が好きじゃないから”。“仕方なく食べてる”“せめて(マグロを)煮てもらったほうが”“これがカツ丼だったら(食べるのが)早い”と、ダメ発言連発でした」(前同)

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