■若い頃は自身のスキャンダル報道を警戒したが

 対談の終盤、阿川氏は、1月中旬に一部夕刊紙でも報じられた鈴木の「卒婚」報道の真相についても問いただした。

「そこにも突っ込んでいくとは、さすが阿川さんといった感じですよね。それに対し鈴木さんは、自身はそんなこと言っておらず、“誰が言い出したのか……”と一連の報道を否定します。

 そして、そんなことを言い出した“関係者”とやらの正体を知りたい、知ったうえで連載中のエッセイにそのエピソードを書きたいと雄弁に語るんです」(前出の女性誌ライター)

 阿川氏は鈴木の姿勢を絶賛し、さらに鈴木は、世間の想像以上に雑誌やネットニュースには真実ではないことが書かれていると続ける。

「鈴木さんも、若い頃は自身のスキャンダル報道に驚いたり警戒したりしたこともあったようです。ただ、現在はインスタグラムもやっていて、エッセイも書いている。だから自分の書いたもの、発信したものこそが真実だという思いで、“芸能人という職業柄、そういった報道が出るのはある程度仕方がない”という境地に達したといいます。

 堂々の“ゴシップスルー”宣言をした鈴木さんなのですが、ただ、これまで週刊誌や夕刊紙が報じてきた具体的な記事の内容にはいっさい言及しなかったんです。なので見方を変えれば、“抽象的な否定”にとどまったとも言えなくないでしょうね」(前同)

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