■初戦から鬼が覚醒していた

 新たな芸能活動を歩み始めた村井の最初の『バス旅』出演は、偶然にも『バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅』の初戦を振り返るものだった。

「今や『バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅』は、人気コンテンツです。昨年末の12月30日に放送された第7弾では、裏番組に『輝く!日本レコード大賞』(TBS系)のような強力コンテンツがありながら、視聴率9.7%(ビデオリサーチ調べ・世帯)と好成績を残しています。

 人気が集まる中、改めて初戦を振り返って見ると、今となっては当たり前になった村井の“鬼軍曹”ぶりが最初から健在だったことがよく分かるものでした」(テレビ誌ライター)

 過去には、どうしても電車に乗り遅れられないときに、「もうトイレがどうとかは置いてきます」と戦場にいるかのような厳しい発言を残しているリーダーの村井。だが、放送を重ねてその厳しさが形成されたわけではなく、初戦の序盤から驚くような言動を見せていたのだ。

「村井は、最初に乗った電車の中で、地元の方から第1チェックポイントの付近は熊が多いとの話を聞かされていました。当たり前ですが、熊に遭遇したら、一大事。もう対決どころではありません。命の危険すらありますよね。

 しかし、村井はその後の食事中、チームメイトのスギちゃん(47)と西野未姫(21)に、早朝に第1チェックポイントを出発することを提案し、“夜が明けてる分、熊が出たとしても、明るいほうがまだ逃げられる”と衝撃的な発言をしたんです。怖いもの知らずといいますか……熊が出たとしても、勝負を続行し、太川チームに勝とうとする思いが最初からあったようですね」(前同)

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