■過酷すぎる100km移動を提案

 さらに、下車駅から第1チェックポイントまで約13kmの道のりを徒歩で移動した村井一行。やる気満々のリーダーはともかく、チームメイトのキツさは増してくる。

「普通に歩いてもかなり厳しい距離なのに、村井は“競歩のペースで行こう”とスピードを要求します。鬼指令の甲斐もあって、約13kmを3時間30分ほどで踏破しました」(前出のテレビ誌ライター)

 初日に第2チェックポイントに近い八戸駅まで到達した鉄道チーム。しかし、宿泊場所が中々見つからないトラブルに見舞われた。

「八戸市内のホテルがすべて満室という状況の中、村井はある秘策を立てます。駅で見つけた電光掲示板を見て、なんと100km先の青森市内に移動。そこで宿泊して翌朝再び、八戸まで戻るという作戦を提案したんです。この普通は考えつかない過酷な策に、チームメイトのスギちゃんや西野、さらにはスタジオで映像を見ていた太川と伊集院光(53)も唖然としていました。結局、この村井案は回避できましたが、もし実行されたら大変なことになっていたでしょうね」(前同)

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