■コロナ禍で見直された“東京”
2020年に突然訪れたコロナの混乱。テレワークの導入など今までとは違った生活スタイルも注目された中、日本の中心地・東京にも変化が訪れた。
1月29日に総務省が公表した2020年の住民基本台帳の人口移動報告で、東京から出て行く人、つまり転出数が40万1805人と前年比4.7%増。東京に入ってくる転入者数は43万2930人と7.3%減少。転入者が転出者を上回る転入超過が3万1125人で、前年から5万1857人縮小したことがわかった。
「さらにその後の月別で見れば、昨年7月からは6か月連続で転出超過が続いている状況で、今後もこの流れが続けば、東京一極集中の流れが緩和されていくのではないでしょうか。山本・堀北夫妻を始めとする芸能人の脱・東京は必ずしもコロナの影響ではないようですが、一般の世界での流れが芸能界にも波及する可能性も考えられますよね。
また、大手芸能プロのアミューズが、本社機能を富士山麓に移すことを計画していると1月14日発売の『週刊文春』(文藝春秋)でも報じられました。こうした動きに倣って地方への移住を考えるタレントも出てくるかもしれませんよね」(夕刊紙記者)
コロナ禍をきっかけに働き方を見直す。それは芸能界も同じなのかもしれない。