■2つの番組の「終了」は自然な流れ

 ナインティナイン矢部浩之(49)がMCを務めたサッカー番組『やべっちF.C.〜日本サッカー応援宣言〜』。

 同番組は2002年4月にスタートし、18年間続いたものの、2020年9月をもって終了している。

「『やべっちF.C.』が終了した理由として言われているのは、まず放映権の問題。サッカー日本代表のW杯アジア予選の放映権を持っていたテレビ朝日が、契約満了で撤退。放映権の異常高騰がその裏にはあったわけですが、これで日本代表の試合の映像を自由には使えなくなった。加えて、コロナ禍でJリーグも観客動員を減らしていっていますが、おそらくそれにも関連するサッカー熱の低下もあったといいますね。

 また今、Jリーグは定額制動画配信サービスDAZNで全試合が放送されていますが、今、多くのサッカーファンはそこで試合を見ています。サッカー視聴の方法が変わったのも大きいでしょうね」(前出の制作会社プロデューサー)

 事実、昨年11月からはDAZN内で『やべっちスタジアム』がスタートしている。これは、『やべっちF.C.』の番組関係者がDAZNサイドと交渉し、“移籍”がまとまったものと言われている。

「『スーパーサッカー』にも、映像使用料の問題、視聴者離れの問題があったのでしょう。そもそも同番組は日曜の午前0時50分からと、もはや視聴率は期待されていないような深い時間に放送されており、ギリギリ続いていたような状況でしたからね。このタイミングでの番組終了は自然な流れかもしれません。

 2015年4月よりスタートした『この差って何ですか?』についても、加藤さんと吉本の関係どうこうではなく、単純に視聴率が良くなく、TBS関係者の間ではかなり前から“終わる”と言われていたんです」(前同)

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