■加藤のエージェント契約に“疑問”
ただ、芸能プロ関係者は「2つの番組が終わるのとは関係なく、加藤さんに危機が迫っていることは間違いないでしょう」と話し、こう続けるのだ。
「闇営業騒動後、加藤さんは吉本と“専属エージェント契約”を結びました。このエージェント契約に関して微妙な話が持ち上がっているといいます。というのも、加藤さんはマネージャーを吉本から派遣してもらっているというんです。
マネージャーの給料分は加藤さんが払っているんでしょう。ただ、仕事のオファーは結局、現在も吉本にきて、実質、そこで管理されている。専属契約のときとほとんど状況は変わっていないんです」
2月25日放送のラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)に出演した加藤は、リスナーからの「エージェント契約にしてからのメリット、デメリットを教えて下さい」という質問に、「マネジャーとか、全部自分で決めて雇ってるからね。メリットって言ったら、そこの部分がずっと変わらないってことかな」と回答している。
しかし現状、吉本と加藤は“形だけの”エージェント契約になってしまっていると言えるのかもしれない。
「加藤さんは個人事務所を立ち上げているので、本来であればそこが仕事を仕切り、やっていくべきなのですが、現実的には難しいということだそうです。それで結局、今も吉本に頼っている部分がかなり大きいわけです。
そんな状況にもかかわらず、エージェント契約ということで専属契約を結んでいる芸人に比べてギャラの取り分は加藤さんのほうが圧倒的に多い。つまり、他の芸人との間に“不公平”が生じてきてしまっているんです。その名のとおり、しっかりとエージェント契約という形が成立していれば問題ないのでしょうが、そうではないと。ハリボテ化してしまっている加藤さんとのエージェント契約の現状を、問題視する声は多くあるといいますね」(前同)