■吉本会長も「圧力」を否定

 2月12日発売の『FRIDAY』の直撃取材に応じた吉本興業の会長は、闇営業問題で事務所を退社した雨上がり決死隊の宮迫に対して「もう戻らんでええと思う」と突き放した。

「テレビに戻りたい」とたびたび発信してきた宮迫の意向については「テレビ局と直接やったらええ。吉本がテレビ局に圧力かけたり、逆にテレビ側が気を遣って降ろすとか噂されているけど、そんなことあるわけがない」と話している。

「加藤さんが完全独立したとしても、吉本が圧力をかけるなんてことは絶対にないでしょう。今の時代、そんなことが明るみに出れば、トップの責任問題にまで話が及びます。ただ、吉本を完全に離れるとなれば、これまでと扱いが変わってくるのは当然でしょう。

 現在、『スッキリ』はコア層の視聴率が獲得できていて好調ですが、3月をもってナンバーワンアナウンサーの水卜麻美アナ(33)が番組を卒業します。その後、数字が落ちてきたら、フリーの加藤さんを番組、日テレサイドがどこまで守れるか……。

 専属で所属しているタレントであれば、事務所サイドも一生懸命仕事を取ってこようとしますし、番組が不調となれば、所属タレントを派遣するなど番組の盛り上げに協力しようとするでしょう。ただ、現在のエージェント契約では吉本はあくまでも“窓口”ですし、加藤さんが今後、完全独立となれば、さらに救いの手を差し伸べる理由がないですよね。

 たとえば、今後『スッキリ』の視聴率が右肩下がりになった際、番組を盛り上げるために、吉本の人気芸人やJO1を投入するということは、積極的にはやらないということです」(前出の芸能プロ関係者)

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