■ラストライブでもスタッフに喝!

 松本はリハーサルでのカメラワークがしっくりと来ていない様子で「やり直しです」と、スタッフに淡々と命じる。また、会議室でも、映像について「イメージと違う」とし、「“こうなるよ”の画が1回も俺は見れてないから。これが正解なのか、1回も見れていない。想像でしかない」と指摘する。

 そして「ふぅ……」と深くため息をつき、しばらくの沈黙ののち「みんなあれでやってもらっているんだよ!」と喝を入れたのだ。

「ラストライブですから、松本もいつも以上に気合いが入っていたのでしょう。ドキュメンタリーの最終話では松本はスタッフに檄を飛ばしていますが、過去には嵐のメンバーにも厳しい言葉をぶつけたこともあったのではないでしょうか」(前出の女性誌記者)

 2020年2月に配信されたドキュメンタリーの第3話と第4話では、2019年に開催されたドームツアーを控えた5人の舞台裏が映し出された。

 レッスンの休憩中、大野、櫻井、相葉、二宮の4人がおもむろにじゃんけんを始め、負けた大野が「俺かよ……」とつぶやいて、スタッフと厳しい表情で打ち合わせに臨む松本に歩み寄り、「全体、以上かな?」と声をかけるのだ。

「“この日のリハーサルは終わったのか? 自分たちはもう帰っていいのか?”と、リーダーの大野が松本におうかがいを立てていたわけです。この4人の様子から、過去には松本がメンバーに対して厳しく言ったこともあっただろうことがうかがえますよね」(前同)

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