■かつてのエース女子アナも別部署へ

 前出の制作会社ディレクターが続ける。

「フジテレビでは3月8日付で人事異動が発表されますが、ベテランの阿部知代氏(57)が次の異動で『ニュース総局報道局報道センター マルチメディアニュース制作部 局次長職チーフプロデューサー』という肩書になるそうです。同じく田代尚子氏(54)も次の異動で、阿部氏とまったく同じ肩書になるといいます」

 阿部氏は『FNNスーパータイム』や『FNNニュース』といった報道番組や『なるほど!ザ・ワールド』のリポーターを務め、田代氏も『報道2001』や『FNNスピーク』などの番組に出演。2人とも第一線で活躍してきた有名“女子アナ”だった。そういった人材ですらアナウンス部から離れざるをえない状況にあるということかもしれない。

「フジテレビの宮澤智アナ(31)は長野美郷の後任として『めざましどうようび』の総合司会を務め、2019年4月から昨年9月の番組終了まで『直撃LIVE グッディ!』の進行を担当しました。しかし、『グッディ!』が終了し、現在出演しているのは『プライムオンラインTODAY』とBSフジの番組1本のみ。

 山崎夕貴アナ(33)は『とくダネ!』のサブMCを務めていますが、こちらも3月末で終了し、新番組の『めざまし8』では永島優美アナ(29)がMCに就任します。『とくダネ!』終了後、山崎アナはバラエティ番組を中心にやっていくと見られていますが、今後の去就はまだわかっていません」(前同)

 フジテレビだけ見ても、女子アナを取り巻く状況は刻々と厳しくなってきていることは明らかだ。

「今後も退社していく女子アナは続々増えていくでしょうし、他の部署に異動してイチから頑張るという人も出てくるでしょう。ただ、かつての、“女子アナは華があってお金もたくさん稼げる仕事”という神話は、すでに崩壊しているのではないでしょうか……」(同)

 アナウンサー、そしてテレビ業界が憧れの職業ではなくなる日が、すぐそこに迫ってきているようだ……。

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