■番組プロデューサーが明かしていた「裏側」
しかし、もし、今後もヤラセ疑惑が持ち上がった場合、今までとは少し事情が違ってくるだろう。
「村井と太川が同じ事務所に入って距離が近くなったうえに、村井が事務所入りに際して太川への恩義を感じている可能性がある。そんな状況でヤラセ疑惑が浮上したら、今まで以上に騒がれて、大炎上してしまうでしょうね……」(前出の芸能記者)
しかし、『バス旅』は正真正銘ガチンコ勝負のはず。2015年9月の『東洋経済オンライン』で、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』の越山進チーフ・プロデューサーは、事前に太川たちが乗車する可能性があるバスの運行会社に声をかける際、「大体何日から何日の間に、この路線を旅しています。ガチでやっています。もし乗ることがあったら、ご対応をよろしくお願いします」と話していると明かしていた。
「プロデューサーの話からも分かるように、協力してもらうバス会社にすら細かい話はしていないということですよね。
そして、太川さんと村井さん番組にかける情熱は尋常ではありません。あんなに全力で『乗り継ぎ旅対決』で勝利をつかもうとする人は、日本中どこを探してもいない。また、太川さんや村井さんには、ガチンコでやることへのプライドがあるはずです。万が一、ヤラセ演出を提案されようものなら、全力で止めるでしょうし、降板すらあり得るでしょう。バス旅には今後も、ヤラセ騒動なんて起きないはずですよ」(制作会社ディレクター)
同じ事務所の仲間となっても、太川と村井には、憎き敵として全力でぶつかり合ってほしい。