■トニセンとカミセンの溝……
「そして昨年11月に、10周年、20周年の節目にもライブを行った代々木第一体育館で25周年ライブを行ったわけです。これまでV6は代々木第一体育館で101回公演を行ってきましたが、25周年ライブで井ノ原は、“今回を102回目ではなく、新しい1回目にしたい”と語っていたんです。
ライブ中にはメンバー間が楽しそうな掛け合いも見られました。それが、ここにきて解散、そして森田が退所するというのは驚き以外の何物でもない。ただ、以前からメンバーの不仲説もささやかれていました」(女性誌記者)
V6は坂本、長野、井ノ原で構成されるトニセンと、森田、三宅、岡田で構成されるカミセンで活動することもあった。
2019年7月放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)には、トニセンの坂本、長野、井ノ原が出演。
V6のCDジャケットの写真撮影時について、井ノ原は「ジャニーさんが“(V6のメンバー分けは)3vs3のバーサスだよ”って言ったんですけど、もうやる前から(勝負は)決まってんじゃねーか!」と本音を吐露する場面もあった。
「特にデビュー当時は、トニセンとカミセンの間には大きな溝があったと言われています。カミセンは若年層からの人気が絶大で、メンバーもまだ10代。トニセンが“おじさん”に見えていたのかもしれませんね。特に井ノ原が、カミセンの3人が嫌われていたとも聞こえてきていました。
原因は井ノ原の真面目で、熱すぎる性格だったようですが、特に森田は結成当初から井ノ原と仲が悪く、楽屋でも避けていたそうです。それでも、井ノ原は小姑のような小言を言うこともあったそうで、森田は右から左に受け流していたといいます」(前同)