■チーフマネージャーを外し、事実上の独立ポジションに
V6に密着した2月26日放送の『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(フジテレビ系)で、坂本は「6人の中で結構いろんなことを考えているのは健だったりするんですよ」と三宅について言及したのだが、2020年10月の『文春オンライン』では、同年8月に長年チーフマネージャーを務めていたA氏を三宅が主導する形で、メンバーの同意を得て、グループのマネジメントから外してしまったと報じている。
A氏は、「藤島ジュリー景子社長や他のグループに説明がつくか」ということを第一に考え、細かい部分まで調整するようなタイプのマネージャーだったという。
「仕事を一つずつ細かく見てくるA氏のやり方に、不満を募らせたのが三宅だったといいます。“もっと自由にセルフプロデュースしたい”と考えてマネジメントから外してしまったようです。
記事によると、これ以降、V6はメンバー主導で仕事内容や企画を決めていく、ジャニーズ事務所内での実質的な独立ポジションを獲得したといいます。A氏外しの前後から、25周年関連のコンサートやイベントの計画、そして今回の解散までの流れができていたのかもしれません。2019年1月に活動休止を発表した嵐もそうですが、大きな目標があれば人は頑張れますからね……。
V6のメンバー6人も嵐と同様、“ファンのため”という思いで、解散まで駆け抜けようと決意したのではないでしょうか。ここ最近、メンバーの関係は今まで以上に仲睦まじく、円満に見えていました。それも“解散”というゴールに、6人が足並みをそろえて向かっていたからだったのかもしれません」(前出の芸能プロ関係者)
勤続25周年の男たちが、26年目、その歴史に幕を下ろすことになるようだ――。