■食事量や食事時間は？
食事回数を増やす分、１回の食事量を減らすわけだが、その目安は、腹八分目ならぬ七分目。大体７０キロカロリー減を目指そう。
「ご飯なら、いつもより２口分少なくするのが目標です。この１日６食ダイエットを習慣づけすることができたら、１か月で体重１キロ、１年間で１２キロ減らすことも夢ではありません」
７０キロカロリー減らすための各献立の目安は、下の表を見てもらいたい。
次に、具体的な食事時間を見ていこう。
「時間的な目安として、朝８時に朝食、１１時に間食、１２時に昼食、１５時に間食、１７時に夕食、２０時に夕食という食事法を推奨しています。ここで夕食を２回に分けているのがポイント。夕食は、その名の通り、そもそも夕方にとるものです。ご飯や麺類などの炭水化物は、できるだけ１７時の１回目の夕食でとるようにしてください」
夕方が一番忙しいというサラリーマンは、１日５食でも大丈夫だという。
「ただ、５食目は、できるだけ寝る３〜４時間前にすませるよう心がけてください」
つまり、１日６食にこだわらず、３食以上の多食であれば、基本的には問題ないというのだ。
かといって、「１日６回の２倍、１２回に分けたら効果も２倍になるのでは？」と考えるのは早計。多くとも、１日８食までにしておきたいところだ。
「あまり回数を多くすると、ダラダラ食べていることになり、満腹感を覚えなくなります。結果、食べ過ぎにつながってしまい、逆効果になります」
