■血糖値の上昇を抑えるもち麦
また、この1日6食ダイエットの効果を、より上げる秘訣もある。まずは朝食の食べ方だ。
「夜、寝ている間は、何も胃に入っていない状態ですから、目覚めて朝食で一気に食べると、血糖値は急上昇してしまいます。そこで勧めているのは、野菜を食べてから炭水化物などをとる方法です」
まず野菜を食べることで、空腹だった胃が落ち着く効果があるという。
「野菜だと糖質が高くないので、血糖値も急には上がりません。炭水化物は、ご飯でもパンでもいいですが、血糖値を抑える健康食として注目されているもち麦を混ぜた、もち麦ご飯を勧めています」
そして、11時と15時の間食の食べ方も重要だ。
「間食は1回100キロカロリーくらいを目安に取りましょう」
果物ならバナナ1本、ミカン3個、カップアイスなら2分の1カップが、約100キロカロリーだ。
一方、昼食では、メニュー選びに注意を払おう。
「外食の場合、できるだけ丼類などの単品は避け、定食類にしたほうがいいでしょう。ただ、どうしてもラーメンが食べたかったら、食べても大丈夫。我慢すると長続きしません。翌日には食べないという自制心があれば大丈夫です」
2週間、以上の食生活を続けることができたら、習慣化に成功したと言える。
1日6食ダイエットで、1か月で1キロ、1年間で12キロの減量を目指し、来春には、スリムな体形を手に入れよう。