■「公開イジメ」報道も…家族を優先させた木村に怒り?

 解散騒動時の『FRIDAY』のインタビューでの発言に加え、昨年8月10日の『週刊女性PRIME』によると、当時工藤は木村に対して「家族のために退所しないでほしい」と説得したと伝えている。

「2019年1月発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、中居が友人に“あのとき木村が裏切らなければ”と語っていたと伝えといい、『SMAP×SMAP(スマスマ)』(フジテレビ系)の収録現場で、中居が木村だけにトークを振らなかったり、“木村はカッコイイよなぁ”と嫌味のように繰り返すといった“木村イジメ”があったと関係者の証言を紹介していました。

 中居が報道の通りの行動をしていたとすれば、木村が個人の都合を優先させてジャニーズ残留の道を選んだのが、とにかく許せなかったのかもしれません。もちろん、木村の考えは間違いとは言えないでしょう。当時、木村だけが妻帯者で子どもまでいたわけで、家族のために“安定”を考えて進む道を決めるのは、一家の大黒柱として当然のことです。

 ただ、中居は、ヒロミの証言から分かるように、30年前、SMAPがまだ何者でもなかったときから、自分自身よりもグループを最優先にしていた人です。グループが大事な岐路に立たされたとき、自身の家族、つまりは個人の都合を優先させた木村を許せないと考えるのは、無理はないでしょう。木村と他の4人には、解散騒動の15年も前、2000年に周囲の猛反対を押し切って、木村が工藤と“デキ婚”したときから、亀裂が入っていたとも言われていますが……。

 今から5年前、グループを取るか、家族を取るかで考えを別にした中居と木村に大きな溝ができてしまったのは、仕方のないことなのかもしれませんね」(前出の女性誌記者)

 どちらが間違っているわけでもない。中居と木村、やはり2人が再び1つのグループで活動するのは難しいのかもしれない……。

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