■明らかな経験と知識の差

 そして、放射能の残量を調べて安全を確認すると、5人は荒れた田んぼを甦らせ、おいしい米が採れることを目指して開拓開始。岸は国分からナタの使い方、森本は城島からチェーンソーの使い方の手ほどきを受け、木を伐採していった。

 また、牛糞堆肥づくりのために森本がスコップで牛糞を運んでいると、松岡が後ろから豪快に牛糞を放り投げて森本は牛糞まみれに。森本が「なにやってるんですか!?」と驚き、「もう~!」と叫ぶと、松岡から「おっ、牛だけに。さっすが!」とオヤジギャグでツッコまれていた。

 新メンバーとして参加した2人だったが、与えられていた作業の内容や、TOKIOメンバーとの距離の近さから、森本のほうが存在感を発揮しているように見えた。これは、岸の同番組に必要な知識や経験の少なさが、森本との差の理由になっているようだ。

 たとえば、2月7日放送の“新宿バーガー作れるか!?100日間の全記録”という企画でのこと。岸は国分と、新宿区内の大学屋上にあるベース基地で栽培した食材をもとに、自家製ハンバーガー作りにチャレンジした。

 枝豆が大豆に変化することを初めて知った岸は、「えっ!? 枝豆って大豆になるんですか?」とビックリ仰天。あまりの無知ぶりに国分が苦笑いしていると、岸は「これって一般常識ですか?」と、とまどった表情を浮かべていたのだ。

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