■『あさチャン！』はアンタッチャブルな存在
制作会社関係者は話す。
「『あさチャン！』以外の３番組は、しのぎを削っていると言えるでしょう。『あさチャン！』は蚊帳の外、というこの状態が番組開始以来、７年間にわたって続いているわけです。にもかかわらず、テコ入れしようという声も、打ち切って新しい番組を始めようという声も上がらない。こんなことは他の番組だったらありえません。
それでも『あさチャン！』が終わらないのは、ＴＢＳにとって夏目さんが“アンタッチャブル”な存在だからです。彼女は『半沢直樹』の主演・堺雅人さん（４７）と同じ事務所に所属していますからね」
２０２０年７月から９月にかけて、７年ぶりの続編が放送されたドラマ『半沢直樹』。最終回の平均世帯視聴率は３２.７％を記録。ＮＨＫ、民放を通じてドラマの視聴率が３０％を超えたのは、２０１３年に放送された前作の『半沢直樹』の４２.２％以来のことだ。
前作は「平成に放送されたドラマ」として１位の視聴率を記録したが、第２弾も令和最大の高視聴率ドラマとなっている。
