堀北真希がヒロインの『野ブタ。をプロデュース』で人気沸騰

 13歳の頃に『3年B組金八先生』 第5シリーズ(1999年/TBS系)に出演実績のある亀梨和也の出世作といえるのは、赤西仁(当時:KAT-TUN)とともに出演した『ごくせん』第2シリーズ(2005年/日本テレビ系)だ。

 最終回には32.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)の高視聴率を獲得したこの番組により、亀梨と赤西の知名度は大きくアップした。ただし、『ごくせん』は男子校の物語で、同年代の女性アイドルは登場しない。

 亀梨が同年代の女性アイドルと対等の立場で共演した最初の作品は、2005年2月、19歳のときに主演した『金田一少年の事件簿 吸血鬼伝説殺人事件』(日本テレビ系)だろう。

 堂本剛(KinKi Kids)、松本潤)から金田一一役を継承したこの作品で、亀梨の相手役を演じたのは、前年に映画『スウィングガールズ』に主演し注目を集めていた時期の上野樹里である。ただし、亀梨版金田一は単発ドラマ1本で終わっており、上野とのコンビは続かなかった。

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