■『森の学校』と『天外者』をずっと上映したい
今年4月5日付の講談社運営のWEBサイト『FRaU』は『セントラルシネマズ』の社長・寺内龍地さんのインタビュー記事を掲載している。寺内さんは、三浦さんの訃報を聞くとすぐに追悼上映を企画したという。
02年当時も、
「春馬さんが通っていた芸能スクールの社長から『生徒が初めて主人公を演じたので』と連絡があり、それなら一肌脱ぐよ、と舞台挨拶を設定しました」
と話していた。最後に会ったのは、09年、三浦さんが18歳のころだったという。
「遊びたい盛りの年頃なのに、空き時間を役作りに使うストイックな姿が印象に残っていたそうです。寺内さんは『セントラル』を三浦さんファンの思いを受け止める“聖地”にして、初主演作『森の学校』と最後の主演作『天外者』をずっと上映していきたい、志を語っていました」
役者仲間だけでなく、映画関係者からも愛されていたと改めて感じる。
誕生日と『天外者』海外進出を祝福すると同時に、あらためてご冥福をお祈りいたします。