■中居は一国一城の主、滝沢氏も代表取締役社長

 2020年3月にジャニーズ事務所から独立した中居は、個人事務所「のんびりなかい」を立ち上げて芸能活動をリスタートさせた。

 また、滝沢氏は2018年いっぱいで芸能界を引退し、2019年1月には「ジャニーズアイランド」の社長に、同年9月にはジャニーズ事務所本体の副社長にも就任した。

「のんびりなかいの代表取締役は中居さん本人で、ジャニーズ事務所と資本関係もないといいます」(前出の芸能プロ関係者)

 中居は独立以降、個人事務所の大変さをたびたび漏らしていた。2020年4月放送の『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)では「大変なんですよ。本当めんどくさいですね」と吐露。同年12月放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演した際にも「大変ですね。すごい判子押します」と明かしている、

「中居さんが“大変だ”と嘆くことがあるのは、小さな会社で人手が足りないから、というのもあるのでしょうが、家賃や税金の支払いなど、すべて自分でやっているからでしょうね。また、滝沢氏もジャニーズアイランドの代表取締役を務めています。

 会社設立時は代表取締役ではなかったのですが、ジャニー喜多川氏の逝去を受けて滝沢氏が就任することになったのでしょう。彼も責任重大な立場にある。一方、城島さんはあくまでも“雇われ社長”です。

 実際、株式会社TOKIOではさまざまな案件が動いているんでしょうが、大きなプロジェクトになってくるとジャニーズ事務所本体の意向、代表取締役のジュリー氏におうかがいを立てる必要があるのではないでしょうか」(前同)

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