■独立&コロナ禍で米倉の心境にも変化が

 米倉については「大門未知子のイメージが定着してしまう」ことを嫌い、『ドクターX』の新シーズンに乗り気ではなかったとも言われていた。

「大手事務所から独立したこと、コロナ禍でエンタメ界の先行きも不透明、米倉がライフワークとして取り組んでいる舞台『CHICAGO』もコロナ禍ということでブロードウェイで上演できない、そもそもアメリカに渡れないといった状況もあり、『ドクターX』の新シーズンに出演することに決めたのかもしれません。

 もしかしたら米倉が早河会長に連絡を入れて、『ドクターX』の新シーズンが始まることになった、ということも考えられます。米倉は早河会長に直に電話できる関係ですし、一部では早河会長のことを“ひろし”と下の名前で呼んでいるとも言われていますからね」(芸能プロ関係者)

 当初、10月クールには木村文乃(33)が主演を務める『七人の秘書』の新シーズン、もしくは学園モノのドラマが予定されていたという。

「それが、3者のトップ会議で話がまとまり、大ヒットシリーズ『ドクターX』を放送することになったのでしょう。テレビ朝日としても、早河会長としても万々歳でしょう。米倉が独立し、今後の活動方針も不透明な中、“最終章”と大々的に掲げて、綺麗にシリーズに幕を下ろすことができるわけですからね」(前同)

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