■NHKはまだ諦めていない!?

 スペシャルナビゲーターもグループの活動休止とあって、任務を遂行するのは難しいはず。

 しかし、東京五輪の延期が決定した直後、昨年3月25日のNHK定例放送総局長会見で木田幸紀放送総局長は、嵐について「スペシャルナビゲーターをお願いしていますが、現時点では変更を考えていない。来年は現時点では何も決まっていない」とコメント。

 昨年11月18日のNHK放送総局長の定例会見でも、担当者は、この時点でも嵐はナビゲーターであるといい、「来年どうするかについては、まだ何も決まっていません。関係するところと協議をしていきたい」などと説明した。

 そして、2021年1月20日の放送総局長の定例会見でも、NHKの幹部が、「何度も同じ答えで恐縮ですが、所属事務所とどうするか話し合いの最中です」とコメントし、4月3日行われた前田晃伸会長の定例会見でも、NHKの担当者は、「これまでと同じ回答になりますが、嵐のスペシャルナビゲーターについては決まっていません。決まり次第お伝えしたいと思います」と説明した。

「最新の4月3日の発言を見ても、まだNHKとしては、嵐のスペシャルナビゲーターを諦めきれていないのではないでしょうか。コロナ感染拡大で開催されるかどうかが怪しいですが、開催されるのなら、NHKサイドの粘りの姿勢を見ていると、もしかしたら、を期待してしまいますよね」(前出の女性誌記者)

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