4月14日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)で、松本まりか(36)が催眠術にかからないという悩みを明かした。「ホンマでっか人生相談」という企画で、松本が「どうしても催眠術にかかりたい」と言うと、MCの明石家さんま(65)は「は?」と困惑。松本が、昨年別の番組で催眠術をかけてもらったがかからなかったと語ると、さんまは「恋はしてるでしょ?」「恋は一種の催眠術でしょ」とロマンチストなコメントをし、スタジオを沸かせた。
松本は、催眠にかかりたいと思う理由を「別世界じゃないですか。その別世界に行きたい」と熱望。以前、催眠にかかったことがあるという藤田ニコル(23)は、「私、恥ずかしがり屋なんですけど、恥ずかしくなくしてあげるって言われて」と切り出し、催眠術で芸人の1発ギャグやらされたが「恥ずかしくなかった」と語り、「今は絶対できない」と笑った。
藤田を羨ましそうに見ていた松本に、生物学評論家の池田清彦氏は「催眠術にかかりたいというのは潜在的に誰かに操られる」「そういう欲望があるみたい」「だからもっと言うとそれってマゾってことですよ」と指摘。さんまは「きれいなマゾですねぇ」と言って、松本を照れさせた。
認知科学評論家の中野信子氏は「まりかさんはもしかすると、外見は若く幼く見えるんだけども中身は結構、老成しているかも」と、松本のように自分を客観視できる人は催眠術にかかりにくいと語った。これに松本は「芸歴は長いんですけど結構ずっと暇だったので」「それでなんかいろんなことが分かっちゃったのかもしれないです」とこれまでの苦労をうかがわせる発言をし、これを聞いたEXITのりんたろー。(35)は「なんか切なくなっちゃったな」「なんとかしてあげたい」と同情的だった。