■不倫交際時はフィルムカメラで“匂わせ”

 エッセイの冒頭では、連載をスタートするにあたって「言葉との向き合い方」についてあらためて対峙することができたとつづり、さらに写真、特にフィルム撮影の写真への思い入れにも言及している。

「唐田は以前からフィルムカメラが趣味だと公言していて、過去のインタビューでは“フィルムカメラでは好きな人しか撮らない”と話していたこともあります」(前出の女性誌記者)

 唐田は東出との不倫交際中、自身のインスタグラムに2人が共演した映画『寝ても覚めても』のオフショットとして、フィルムカメラで撮影した東出の写真を複数投稿。不倫が発覚後、これが交際を“匂わせ”ているのでは、と炎上し、バッシングを受けてしまった。

「唐田は『Mirror』の連載初回で“習慣でカメラを持ち歩いていたけれど、写したいと思う瞬間が訪れなかった”ともつづっていました。この一文があまりにも意味深で“東出への思いを吐露しているのではないか”とも言われました。

 ただ、最終回ではさらに踏み込んでいると思える文章がつづられているんです。特に最後の3行は衝撃的なもので、読んだ瞬間に背筋がゾクっとしてしまったほどです……」(前同)

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