■それでも竹野内が重宝されるワケ
前出の制作会社関係者が続ける。
「ドラマのイケメンぶりからは想像ができないでしょうが、竹野内さんはかなり優柔不断な性格のようですね。そのため、ドラマ関係者の間では、竹野内さんと同じ現場だと言うと“あの人と一緒なんですか? 大変ですね……”と言われるほど。つまり、他の作品でも、竹野内さんの撮影は時間がかかるということですよね。
それでも竹野内さんがずっと売れっ子俳優なのは、浮いた話がなく、スキャンダルとも無縁のため。今はプライベートが怪しい俳優はキャスティングの段階で嫌われてしまいますからね。そして何より、結果を出せることですよね。撮影現場が少々大変でも、今回『イチケイのカラス』のような数字も取れる素晴らしい作品を、主演俳優として務め上げられるのは、さすが、というところではないでしょうか」
『イチケイのカラス』は、竹野内が久々に月9で主演を務めるとあって、放送前から大きな注目を集めていた。
「しかもすでにクランクアップしているため、コロナの影響も受けない点もプラスに働きそうです。撮影は昨年11月から5か月にわたって行われましたが、撮影が前倒しになったのも、竹野内さんのスケジュールが全然とれなかったからだそうです。それだけ竹野内さんを使いたいという現場が多いということですよね」(前同)
台本の覚えが少々悪くても、優柔不断な面があっても、俳優、タレントしての力は圧倒的。竹野内は今後も変わらず活躍していきそうだ!