小池都知事が「東京五輪中止」を先にカマす!?菅首相とのドロドロ暗闘!の画像
菅義偉首相、小池百合子都知事

 4月29日、東京都内では新たに1027人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、1月28日以来、1日の感染者数が1000人を超えたことが明らかになった。また、4月28日の大阪府内の感染者数は1260人と過去最多を記録。

 4月25日から5月11日まで、東京、大阪、兵庫、京都の4都府県を対象にした緊急事態宣言が発令され、4都府県は2020年に引き続き、緊急事態宣言下でのゴールデンウィークへと突入した。

「4月30日の東京都の新規感染者数は698人でしたが、大阪のケースから考えれば、東京の感染者数は今後より増えていくのではないでしょうか。再び1日の感染者数が2000人を超えるようなことになる可能性も言われています。これだけ感染が急拡大しているのは、変異株が流行しつつあるからですよね」(夕刊紙記者)

 変異株は感染力が強く、重症化リスクも高いとされ、英国株、ブラジル株、南アフリカ株などに感染する人も増えてきているという。

 さらにインドでは4月28日の時点でコロナによる死者が20万人を突破。インドではここ1週間、毎日少なくとも30万人が新たに感染。インドで広がっている変異株が日本国内でも確認されたこともあり、対岸の火事とは言えない状況にある。

「7月23日からは東京五輪が開催される予定ですが、日本国内で感染拡大が抑えられておらず、世界ではインドなどの爆発的に感染者が増えている国も少なくありません。そんな中、大会を開催することには反対の声、疑問の声が上がっています」(前同)

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