■「事務所総出」と売り上げ減の“Wダメージ”

 暴走行為から芸能界引退を余儀なくされた木下だが、

「木下さんの引退が痛かったのは本人だけではない。彼女が所属していた古巣の事務所も、“勘弁してほしい”と思っていたでしょうね。木下さんはタピオカ騒動当時、トラブルになったタピオカ店オーナーに“事務所総出でやりますね”と圧力をかけていたわけで、事務所のマイナスイメージもささやかれたし、何より彼女の電撃引退による売り上げ減が大きかったですよね」(芸能プロ関係者)

 木下は、2019年11月の芸能活動を自粛した時点で、『ニンゲン観察バラエティモニタリング』(TBS系)と『こじらせ森の美女』(ABEMA)の2本のレギュラー番組を抱えていた。

「木下さんはレギュラー以外にも、自粛直前の2019年11月に『キスマイ超BUSAIKU!?』、2019年10月にも『BACK TO SCHOOL!』(いずれもフジテレビ系)に出演していましたが、単発での番組出演もかなり多かった。さらに、テレビの世界だけでなく、インスタグラムのフォロワーは500万人を超え、ネットの世界でも圧倒的な存在感だった。そこから生まれる広告案件も多数あったでしょう。

 タレントとして“タピオカ騒動”までは順風満帆の活躍をしていましたし、古巣の事務所の稼ぎ頭だった。それだけ会社を引っ張っていたタレントがいきなり引退することになったわけですから、事務所にとっては大ダメージですよ」(前同)

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