■櫻井に過剰なほどの思い入れが
これには、Kaitoが、俳優と並行して『インナージャーニー』のドラマーとしても活動していることが関係しているようだ。
「アーティストとして活動するなかで、父のMr.Childrenという存在の偉大さを日々痛感しているんじゃないでしょうか。92年のデビューから約30年が経った現在でも、『麒麟特製レモンサワー』CMソングにも起用されるほどポピュラーな人気を保ち、現役バリバリで売れているわけですからね。それだけに、櫻井という名前については、過剰なほどの思いがあるのかもしれませんね」(前同)
オフィシャルサイトでは、
「色んな憶測や推測があると思いますが、『櫻井』という苗字を使うことで何かを"自分から"認めたり、売りにしていくつもりはこれまでも、これからも一切ございません。」(櫻井海音/Kaitoオフィシャルサイトより)
と、念押しのように“櫻井”をウリにしない、と語っているKaito。
「偉大すぎる父を意識するあまり、自分の名字を“十字架”だったり、ウリにしない、と宣言したり、ちょっと気負いすぎているのでは……という見方もありますよね。俳優としてのチャンスをつかみつつあるわけですから、もっと肩の力を抜いてもいいとも思うんですが……」(テレビ情報誌記者)
それほどの気負いは真剣さの証ともいえる。ミュージシャン・Kaito、俳優・櫻井海音としてのこれからの活躍が楽しみだ。