■吉川ひなのはエッセイで両親との関係を暴露

 モデルの吉川ひなの(41)は、5月13日にエッセイ『わたしが幸せになるまで 豊かな人生の見つけ方』(幻冬舎)を上梓した。

 1993年に芸能界入りし、“9頭身美少女”として一気にブレイク。1999年には19歳でSHAZNAのボーカルのIZAM(45)と結婚し、7か月でスピード離婚するなど、お騒がせぶりも取り沙汰され、華やかな芸能生活を謳歌していた印象が強い。

「エッセイではこれまで明らかにしてこなかった親との確執を赤裸々につづっているんです。幼少期には家の電気が止まり、取り立てに追われる日々だったといいます。ところが、吉川が芸能界で成功を収めたことで一家の状況は一変。彼女の稼ぎで豪邸で暮らすようになったんです」(女性誌記者)

 しかし、吉川は次第に芸能界から離れていこうとし、90年代後半には別の仕事で生きていこうと考えて、両親を訪ねて「今まで私が働いて稼いだ貯金を分けてほしい」と伝えたという。

 ところが、両親は吉川が稼いだ金で借りていた豪邸の玄関で顔を青ざめさせ、さまざまな言い訳を繰り返し、数時間後にようやく持ってきた通帳には豪邸の家賃の1か月分にも満たない額しか残っていなかったというから驚きだ。

「IZAMとの離婚を経て、芸能界から距離を置き始めた吉川のもとにも、父親はお金の無心に来たといいます。吉川が“お金はない。500円貯金しかない”と伝えると、父親は“それいい?”と貯金箱を持って行こうとし、これに吉川は号泣したそうですが、父親は無言で貯金箱を持ち去って行ったと、エッセイにはつづられています」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4