最近のテレビ番組では、アナウンサーだけでなく芸人やアイドルがMCとして番組を回すことも多い。『NHK紅白歌合戦』では、綾瀬はるかや広瀬すず、二階堂ふみら女優が司会を務め、民放のバラエティ番組などでもMCとして活躍する女優も多い。そこで今回は10~30代の女性100人に「MCとして“覇権”を握りそうな女優」について聞いてみた。
第3位には、二階堂ふみ、上戸彩が同率ランクイン。
2020年大みそか放送の『第71回NHK紅白歌合戦』で、紅組司会を務めた二階堂ふみ。これまで番組MCの経験はなかった二階堂だが、滑舌よく安定感のある司会ぶりを発揮。主役であるアーティストを引き立て、総合司会の内村光良、白組司会の大泉洋とともに番組を仕切る手腕が視聴者からも高く評価されていた。二階堂の司会理由について『紅白』の実施本部長は、「文筆活動や写真家としても活動され、多彩な才能を発揮されています。加えて『エール』では素晴らしい歌唱力も見せていらっしゃいます。紅組のリーダーとしてヒロイン・音さながらの力強いエールを送ってくださることと思います」と語っていた。
二階堂を選んだすべての人からも「紅白での司会を見て、落ちついてしっかりと進行していたので好感度が上がった」(37歳/女性/総務・人事・事務)、「紅白の司会が完璧だった。進行のうまさ、しゃべりがきちんとしていた」(37歳/女性/公務員)と絶賛されていた。
一方の上戸彩は、2008年に『第50回日本レコード大賞』(TBS系)の司会を務め、2013年には『24時間テレビ36「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)で、嵐とともにチャリティーパーソナリティとして番組を盛り上げた。また『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)では、第4回大会から女性司会として今田耕司とともに番組を進行している。
経験豊富な上戸を選んだ人からは、「M-1グランプリの司会をしているのを見て」(28歳/女性/総務・人事・事務)、「M-1のMCが板についている。ただまじめに司会をするだけでなく、彼女の良さがあふれている」(20歳/女性/学生・フリーター)「お笑い芸人さんともうまく絡めるし、安定感がある」(25歳/女性/主婦)など、スムーズなMCぶりが高評価だった。