■最初の主演映画が関西で公開される
また、三浦さんの故郷である茨城県土浦市の映画館『土浦セントラルシネマズ』では、三浦さんの初主演映画でありながらソフト化や配信化もしていない『森の学校』が館長の“ファンの思いを受け止める『聖地』にしたい”という意向で上映されてきたが、このたび、兵庫県丹波篠山市でも特別上映されることが決まった。
「『森の学校』は霊長類学者で児童文学作家の河合雅雄さんの自伝的小説『少年動物誌』が原作で、彼の出身地である兵庫県丹波篠山市北新町の田園交響ホールで9月17,18,19日に特別上映されることが決まりました。
河合さんは今年5月に亡くなりましたが、追悼企画ではなく4月に上映は決まっていたと、6月18日に『丹波新聞』が報じています。茨城を訪れにくい関西圏のファンにとっては、嬉しいイベントではないでしょうか」(専門誌記者)
特別上映会はフィルムで上映することから、主催の丹波篠山観光協会は、「映写機のカタカタ音もあり、昭和感を楽しんでいただければ」とコメントしていた。チケット販売が三浦さんの命日である7月18日であることに愛を感じる。
「映画以外では、中居正広(48)が昨年12月のラジオ番組『中居正広ON&ONAIR』(ニッポン放送)で2020年に今年亡くなった著名人を振り返る際、2018年の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)での三浦さんのパフォーマンスを“引きこまれちゃったのかなあ”と絶賛し、“軽い嫉妬みたいなのがあったのかなあ”と話したうえ、最後は“(次も)見たかったなぁ……”と、改めて残念そうに呟いていました」(前同)
いまだに多くの人々に愛され続ける作品に携わった三浦春馬さん。あらためて、追悼の意を表します。