6月14日に最終回を迎えたばかりの月9ドラマ『イチケイのカラス』(フジテレビ系)だが、早くも映画化されることが決まったと6月24日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が報じた。
4月5日の初回放送の平均世帯視聴率は13.9%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、その後も2桁台をキープし、最終回も番組最高タイの13.9%を記録。竹野内豊(50)の11年ぶりの月9主演作は見事な成功を収めたといえるだろう。
そんな『イチケイのカラス』で小日向文世(67)は実直な裁判官・駒沢義男を好演。同じく東大法学部卒の堅物裁判官を演じた黒木華(31)とともに、さらに評価を高めたといえそうだ。
小日向と黒木は2016年4月のドラマ『重版出来!』(TBS系)やNHK大河ドラマ『真田丸』などでたびたび共演。他の俳優の演技について滅多に言及しない小日向だが、黒木の演技を絶賛していると、前出の『週刊文春』では伝えている。
そして、小日向が黒木と同じように評価している女優が長澤まさみ(34)だという。小日向と長澤はドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)で共演。劇場版1作目は興行収入29億7000万円、2作目は33億円を突破する大ヒット映画となり、今春には3作目の撮影が行われたと報じられている。
『週刊文春』によると、来年には映画『コンフィデンスマンJP』の第3弾が公開され、さらに第4弾のクランクインも控えているという。
映画製作会社関係者は話す。
「文春にはそのようにありますが、『コンフィデンスマンJP』の第4弾に関しては“ないのでは”と言われていて、現状、新作映画の話は動いていません。というのも、メインキャストの長澤さんと小日向さんが超多忙なんです。映像作品に加えて舞台などで2~3年先のスケジュールまで埋まっているといいますからね。
今からではとてもじゃないですが、映画を撮影するような長期間のスケジュールは確保できない。そのため、現状は『コンフィデンスマンJP』の第4弾はナシ、という話になっているといいますね」