■太川不在の『旅』番組が始動

 もはや国民的大人気企画となった『バス旅』。同シリーズが放送されている『水バラ』枠では、今回の企画のひとつ前、6月9日放送で『新緑の房総半島ぐる~り一周対決旅』という番組があった。

 同番組は『バス旅』シリーズとは違い、1チーム3万円の交通費でバス、電車、タクシーといった公共交通機関を使って、全く同じルートを「右回り」と「左回り」でめぐり、最後にスタート地点に戻ってくるという企画になっている。

「『バス旅』と『一周対決旅』は、移動手段にバスという縛りがあるかないかの違いはあるものの、公共交通機関を使って旅をしながらミッションをこなし、ゴールを目指すというフォーマットは同じです。ただ、『バス旅』ではないため、この企画に太川は参加せず、元Jリーガーの中澤佑二(43)と元フィギュアスケーターで『バス旅』出演経験者である安藤美姫(33)がチームリーダーとなり対決が行われました」(テレビ誌ライター)

「チーム中澤」には、じゅんいちダビッドソン(46)と神田愛花(41)。「チーム安藤」にはライセンス井本貴史(43)、AKB48岡部麟(24)という布陣で対決が行われた。

 旅のおおまかなフォーマットだけでなく、1チーム3人ずつというところまで『バス旅』を踏襲している『一周対決旅』だが、内容面では大きな違いがあったという。

「旅が始まる前の両チームのメンバー揃ってのオープニングトークも、バス旅企画の絶対的存在にして62歳の太川が不在で、6人の平均年齢が38歳と非常にフレッシュなため、最初のやり取りも『バス旅』に比べて明るく若々しさがあり、いつもと違った新鮮な雰囲気の中、旅のスタートを迎えました」(前同)

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