■潔癖症の柴咲は「靴が脱げない」!?

 レトロワグラースの従業員は10人前後ということもあり、自らテナントビルを探すなど、女優以外の仕事でも奮闘している様子の柴咲だが、社長としての意外な一面も聞こえてきた。民放キー局関係者は話す。

「柴咲さんといえば、女優としては役に入り込んだ鬼気迫る演技が魅力です。ただ、バラエティ番組になると、ほんわかした雰囲気で、ゆっくりしゃべるような柔らかい印象もありますよね。ところが、社長としての顔は、なかなか恐ろしいものがあるそうです。というのも、まず柴咲さんは潔癖症なんです。

 柴咲さんは時間さえあれば手洗いをしているようなタイプ。それは、このコロナ禍ではむしろ良いことと言えそうですが、靴が脱げないそうです……」

「靴が脱げない」とはいったいどういうことか。

「芸能活動や仕事の打ち合わせなどで外に行った際、土足のまま上がるのはNGのオフィスや場所も少なくない。柴咲さんはそういった場に“新品のスリッパ”がないと、上がることができたいそうなんです。そのため、本人や周囲が常に新品のスリッパを携帯しているといいます。

 もちろん万事がそうということではないそうですが、経営する会社の仕事に対しても細かく、従業員の仕事も厳しく見ているといいます。部下がミスをしてしまった際には、決して声を張り上げて怒りはしないのですが、静かな怒りを浮かべる感じで、“なんでこれはこうなっちゃたんですか?”と追及し、じっくり説明させて、自分が完璧に納得するまで絶対に許してくれないといいます」(前同)

 会社を背負う社長なのだから当然といえば当然だが、バラエティで見せるほんわか顔とはまったく違う鬼の一面がある、ということなのだろう。

「ただ、バラエティ番組の姿が“作っている”ということではなく、機嫌が良いときは優しくほんわかしているそうですが、機嫌が悪かったり、スタッフがミスをしてしまうと、そんな感じになってしまうそうです。同社で働くスタッフは、柴咲さんへの憧れもあって入ってくるのでしょう。しかし、イメージにない“鬼の一面”もしばしば出てくる。それで辞めてしまう人もいるといい、スタッフの入れ替わりが激しく、なかなか定着しないそうですよ」(同)

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