■実はゲーム好き・キムタクの思いも届かなかった!?
もともと『JUDGE EYES』は2018年に発売されたオリジナル版は、PlayStation 4用。今年4月23日発売された同作のリマスター版と、2作目『LOST JUDGEMENT』はPS4以外にも、PS5、Xbox One、Xbox Series X/Sと対応機種が広がっている。
「PS5だけでなく、Xboxにも対応したのですが、Steamというパソコン用のプラットフォームに対応していないんです。Steamはさまざまなゲームメーカーが配信するソフトの購入、プレイヤー間の通信対戦ができるプラットフォームです。スマートフォンでたとえると、ゲームに特化したGoogle PlayやApp Storeといったところです。
運営元の米バルブが公表したデータによると、Steamは2020年には世界の月間アクティブユーザーが1億2040万人にもなっていて、著しい成長を遂げています。
PS5やXboxも世界的に人気があるゲーム機ではあるのですが、パソコン用のプラットフォームであるSteamに対応していれば、より多くの収益が見込めるでしょう。しかし、ジャニーズサイドが“パソコン用”のプラットフォームであるSteamでの対応に否定的だったという話ですね。
ジャニーズは、タレントの肖像権管理が厳しく、画像のネット展開もまだ一部にとどまっています。ゲーム機のソフトではなく、インターネットに直結するパソコン用のプラットフォームであることが問題視されたのでしょうか。
しかし、ゲームメーカーとしてはSteamで配信できないのであれば、ビジネス的に非常に厳しいと判断して、2作目の『LOST JUDGEMENT』でシリーズ終了となるようです」(前出の芸能プロ関係者)
シリーズ終了となれば、ゲームメーカーには大きなダメージがあるだろうが、主演の木村もショックを受けているのだという。
「実は木村さんは、かなりのゲーム好きだといい、自身が主演を務める『JUDGE EYES』をかなりやり込んでいて、作品を相当気に入っているのだそうです。そのため、シリーズ続行を強く望んでいたようですが、それができないかもしれないと聞いて、かなり悔しがっているとのことです。
木村さんは、ジャニーズでも珍しい公式インスタグラムを開設するなど、ジャニーズ内でも特例的な動きを見せていますが、さすがに今回の、全世界につながるパソコン用ゲームというケースでは、特例は認められなかったということなのでしょうね」(前同)
どうやら、木村の「ちょ待てよ」が届かなかったようだが、いつか流れが変わり、またゲームの中で、日本を代表するスター・木村拓哉が大活躍するシリーズが誕生することを期待したい!