漫画アクションで連載していたボートレース漫画『なみじょ!!!!!!』が、さらにパワーアップして日刊大衆で連載開始! 新タイトルもそのまんま「なみじょ」。巷からは「ビックリマークが取れただけなんじゃないのか?」と、疑惑の目を向けられていますが、もちろんそれだけではありません。そこには等身大の女子ボートレーサー・美波(みなみ)の汗と涙と笑いが描かれています。この漫画を読めば、気づかぬうちにボートレースの知識が高まる上にボートレースが好きになること間違いなし。Twitter(https://twitter.com/namijo373)では実際のレースの予想もしているので、登録もよろしくお願いします!
それでは今回の漫画をもとにボートレースこぼれ話をいたしましょう。
すでにボートファンの方々はお気づきかもしれませんが、今回は現実世界で活躍中の岡山支部・薮内瑞希選手にご登場いただきました。ちなみにリアルな選手が「なみじょ」の中に登場するのは初めてです!
さて、漫画の中にもある通り、選手にはスタート時において好きなコースと苦手なコースがあります。薮内選手の好きなコースは4コース。誕生日も10月4日ということなので、ひょっとしたら「4」に縁がある選手なのかもしれません。
なお、ボートレースは6艇でスタートライン目掛けて走り出し、レース場の大時計がゼロをさしてから1秒以内スタートを切るフライングスタート方式が採用されています。
通常、1コースから3コースの選手は前方からスタートし、4コースから6コースの選手は後方からフルスピードで突っ込んできますが、薮内選手の好きな4コースは後方発進組の一番内側。5コース、6コースの選手を外側に置きながら、前方の3艇に勝負を仕掛けられる位置になります。
本来、ボートレースは1、2コースが有利と言われていますが、レース場によっては「戸田ボートの4コース」と言われるように4コースが1着をとる確率が高い水面もあるので、薮内選手のように「4コース好き」という選手は大注目です。もちろん、4コースが1着になった場合は配当も高めで、なにかと夢を見させてくれるコースでもあるのです。
ちなみに、漫画の中の主人公・美波の1コース好きの「ヤジから遠くなるから」というオチですが、現実のレースではスタート時にヤジが上がることは、ほとんどありません。なぜなら、ファンの方々はこの瞬間を固唾を飲んで見守っているからです。