■テレビ界ではご法度?TBSのムズキュン枠と完全に“裏かぶり”

「レギュラー化&MC抜擢を喜ぶ声がある一方、≪これだけ役者として優れた人間が勢いのある時期にバラエティ番組をやる必要あるんだろうか≫≪正直バラエティよりも役者中村倫也が観たい≫など、本業に集中してほしいという声も少なくないんです。確かに週1のレギュラーMCを務めるとなると、収録以外にも事前打ち合わせがあったり、進行の段取りを頭に入れる必要があったりと、それなりに拘束時間は増えるでしょう。

 また、『一撃解明~』が日テレの火曜22時枠ということで、『逃げ恥』や『恋つづ』などヒットドラマを連発するTBSのムズキュン枠と完全に“裏かぶり”しているんです。中村自身も、深田恭子(38)主演の『初めて恋をした日に読む話』や森七菜(19)主演の『この恋あたためますか』の相手役を務めて出世してきた経緯があり、≪火10ドラマにはもう出られなくなっちゃうってこと?≫と心配の声が上がっています」(前出の女性誌記者)

 確かにテレビ界ではご法度とされる“裏かぶり”だが、策がないわけではない。例えば、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)にフォーチュンウォッチャーとして出演している沢村一樹(53)の場合、他局ドラマへの“裏かぶり”出演に際し、放送時期が重なる1クール丸ごと番組を休演。異例の措置で何とか“大人の事情”に対応した。

「中村の場合どういう契約になっているのかわかりませんが、通常は“裏かぶり”を避けることがほとんど。そもそも就任して早々番組に穴をあけるようなことはしないはずです。ファンが手放しに喜べないワケは、こういったさまざまな事情が絡んでいるようですね」(前同)

 一方で、バラエティMCへの挑戦が中村の“新たな才能”を開花させるきっかけにもなり得る。懸念はさておき、“中村ワールド”が炸裂しそうな放送日を楽しみに待ちたい!

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