■『あちこちオードリー』は松本人志『キングオブコントの会』の倍の再生数
TVerでは、連続ドラマがランキングの上位をズラリと占めている。そんな中にあって、ダウンタウンの松本人志(57)が民放で20年ぶりに書き下ろしコントを披露した、6月12日放送の『キングオブコントの会』(TBS系)の無料見逃し配信の再生回数が、TBSのバラエティ特番で歴代1位となる65万回を記録した。
「ただ、『あちこちオードリー』はその『キングオブコントの会』を上回っている。『キングオブコントの会』の集計期間は3週間ですが、『あちこちオードリー』は2週間。同じ集計日数で調べれば『キングオブコントの会』の倍の再生数に達するのではないかと見られていますね」(前出の放送作家)
コロナ禍で広告収入が減少し、イベントも中止となり、テレビ局は苦しい局面を迎えている。そんな中にあって、動画配信はテレビ局の新たな収入源になっているようだ。
「もう1つ、テレビ局にとって大事な収入源になっているのが配信ライブ、配信イベントなんです。コロナ禍で、アーティストやお笑い芸人のライブやイベントが軒並み延期や中止に追い込まれた。そんな中、始まったのが配信ライブ、イベントです。テレビ局も自社が主催する配信ライブやイベントのチケット売り上げを収益につなげようとしています。
『あちこちオードリー』も8月16日に2回目となるオンラインライブ『あちこちオードリー 真夏のオンラインライブ~心のお札剥がし祭~』を開催し、ゲストのハライチが出演することが発表されました。
昨年10月にはゲストにパンサーの向井慧(35)を迎え、1回目となるオンラインライブを行い、リアルタイムで3万枚以上、アーカイブを含めて合計でなんと4万2000枚ものチケットが売れるほどの大成功イベントとなりました」(お笑いプロ関係者)