バイきんぐインタビュー#1 西村「単独ライブの幕間VTRは相当ヤバい」小峠「めちゃくちゃ出てますよ。半分くらい出てるんじゃないですか」の画像
バイきんぐ(小峠英二、西村瑞樹)

小峠英二西村瑞樹バイきんぐを結成してから今年で25周年。7月17日と18日の2日間、2年ぶりの単独ライブ「STRAIGHT」が開催された。単独ライブチケットは常に入手困難なほど人気の彼らだが、今回からオンラインで配信され、18日の公演では生でのVR配信も敢行。新たな試みを続けるバイきんぐの2人が、インタビューに答えた。(第1回/全3回)

―コンビ結成25周年、おめでとうございます。

西村「あんまり……そうですね。言われると“ああー”って。別に何か、特別何かやるわけじゃないですからね。感想としては、うーん、早いな、と」

―小峠さんはいかがでしょう。

小峠「まあそんなものかと。長いな、とは思わないけど、まあまあそんな感じかっていう……」

―今回は2年ぶりの単独ライブとなりました。準備はいつごろから始めるんでしょうか?

小峠「僕は3,4か月くらいからもう書いてますよね。だいぶ早いほうだと思います。みんなもっと遅いんじゃないですか。僕は(本番)1か月前にネタ仕上げるって決めてるから。1か月前が期限なので。バタバタするのが嫌なので」

―ちゃんと余裕をもって仕上げたい?

小峠「追い詰められて、直前でガーって作るネタって、そんなに面白くないんじゃないかと思いますよ。1か月前にできていれば贅沢に準備できますし」

―贅沢に準備ができる。

小峠「はい。面白くなかったら、削ればいいし。直前になると、もう面白くないネタでもやるしかないですから」

―単独ライブとは、芸人さんにとってどのようなものでしょうか。

小峠「単独ライブは、まず第一として、僕はテレビでやるためのネタをこの1年で一気に作るっていう。僕はそれが一番の目的です。

 だから、やっぱり去年単独ライブをやってないから、去年はテレビでやるネタに困りましたね、案の定。この1年くらい。やっぱり、そういうことになるんだな、と思いました。だから、昔のネタをやったりとか。1回やってるやつをやったりとか。そういう感じになっちゃいましたね」

―やはり、1年やらないと大きな影響が出るんですね。

小峠「そうですね。やっぱりそういうことだなって、身に染みた1年だったかもしれないですね。テレビでネタ番組のオファーが来てネタを何やるかってなった時、やっぱり単独ライブのネタの中から選ぶんですけど、今回はやっぱり前のDVDとか見て、まだやってないやつとか久しくやってないやつとか、そういう選び方になったから、ああやっぱ違うな、と感じましたね」

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