『イッテQ』が陥った「史上最大のピンチ」を救う内村光良の「千里眼と人間力」の画像
内村光良(ウッチャンナンチャン)

 出川哲朗(57)を筆頭に、タレントたちが世界中でさまざまなチャレンジを繰り広げる『世界の果てまでイッテQ』(日本テレビ系)。この番組でブレイクした筆頭は、イモトアヤコ(35)だが、番組MCのウッチャンナンチャン内村光良(56)とイモトの間にあったエピソードが、話題になっている。

「ウェブ『AERA.dot』で、『チームが自ずと動き出す 内村光良リーダー論』(朝日新聞出版)の著者である畑中翔太が内村を分析する連載があるんですが、7月15日投稿の第13回では、当時まだ新人で芸歴も浅かったイモトが、海外ロケでバンジージャンプ10本勝負をやったたことについて、内村が総合演出・古立善之氏に強く注意したことがあったというんです」(女性誌記者)

 古立氏は内村に、

「イモトはまだテレビに出たてで、周りのディレクターやスタッフから“飛べ”と言われたら、絶対ノーと言えない。そういう絶対ノーって言えない人間を飛ばせるのはダメだよね」

 と言われたことを明かし、

「要するに、ノーって言える自由度がある人が、自分の意思で頑張ってバンジージャンプをするのは笑えるけど、自由意思がない人間が、もう飛ぶしかないと追い詰められた状況で飛ぶのは違う、と」

 と、内村の意見を総括していた。しかも内村はイモトに対しても、「今後、本当に嫌なときは断ってもいい。自分で断れなかったら、俺から話すから俺に電話しろ」と伝えたという。

「このエピソードに限らず、多くの内村の理想の上司ぶりが『AERA.dot』の連載で解説されていて、大きな反響を呼んでいるといいます。思えばイモトのエピソードに限らず、内村は『イッテQ』で多くのフォローを行っており、そのたびに“神対応”として盛り上がっている印象を受けます。

 ちなみに、ネットでは内村の”断ってもいい”という言葉にそのまま乗ることなく、ゴネずに多くのロケを敢行してきたイモトの根性も、再評価されていました」

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