■紫外線対策やマスク、水分補給も

 まずは、外出時に必須の紫外線対策グッズだ。

「日差しが強い日などに、外部から入る熱を防ぐのは、熱中症対策に効果的です。太陽光から頭部を守る帽子・キャップ類はもちろん、地熱と反射熱を受ける足を、通気性の高い吸水速乾靴下でガードするといいでしょう」(前出の渡邊氏)

 首まわりや腕を紫外線から守るカバーも、100円ショップでは販売中だ。さらに万全を期したい人は、日傘を使うのもいい。

「環境省の調査で、日傘をすると、帽子だけの状態よりも発汗量が約17%減少することが分かっています」(医療雑誌ライター)

 コロナ禍に必須のマスクも、こだわって選びたい。

「水に濡らすと、“ひんやり”するシャーベットマスクは、着用時の快適さが段違いですね」(前同)

 そして、熱中症対策の基本は、水分補給。そこで活躍するのが、飲み物を冷たい状態に保つ水筒だ。

「100均では、さまざまな素材の水筒が売っています。丈夫で、保冷にも優れたステンレス製がオススメです」(情報誌ライター)

 より熱中症予防に努めるなら、塩分とミネラルが補給できて、クエン酸の疲労回復効果もある梅製品も常備したい。ただ、渡邊氏が医師の立場から、こう助言する。

「熱中症予防に必要なのは、定期的な“水”の補給です。栄養満点のスポーツドリンクや、塩分補給のタブレットなどを過剰摂取すると逆効果になります。あくまで水分がメインで、栄養補給は補助と覚えてください」

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