７月２３日、東京オリンピックの開会式が国立競技場で開催され、東京五輪がいよいよ本格スタートした。
「ここから８月８日の閉会式までの約２週間、選手たちの熱い戦いが繰り広げられます。新型コロナウイルス感染拡大の心配は払しょくされてはいませんが、フィールドに立つ選手たちはこの日のために血のにじむような努力を重ねてきたのです。その努力に敬意を表し、自宅から精一杯の声援を送りたいですよね」（スポーツライター）
異例尽くめの今大会だけに、メダル争いも前評判通りにはいかないことが予想される。そんな中でも「金メダル最有力候補」と言われているのが、オリンピック初採用の競技・スポーツクライミング男子複合の楢崎智亜（ならさき ともあ／２５）だ。
「楢崎は２０１６年の世界選手権で日本人初の優勝を飾ると、その後、２０１９年のスポーツクライミングの世界選手権では、今回の五輪と同様のリード、ボルダリング、スピードの３種目で争われる複合部門で総合優勝を達成。東京五輪の金メダル最有力候補として世界中から注目を集めるようになりました」（前出のスポーツライター）
